気分のチェックは、毎日の習慣にする価値があります。ムードトラッキングは、幸せを見つけ、気分を落ち込ませる流れに早い段階で気づくための、いちばん有効な方法のひとつです。
これまでのデータ
これまでの幸福度を、ひと目で見渡せる。アプリやデジタルのサービスならかんたんですが、紙の上ではそう簡単にはいきません。データが増えるほど、整理は難しくなっていきます。アプリなら、気分の記録を週ごと・月ごと・年ごとに自動で整理してくれます。たとえばLuciは、1日の評価を平均して算出します。つまり、1日に何度記録しても、その日の最終的なスコアは実感に近いまま保たれるのです。
では、ひとつ想像してみましょう。2021年に、あなたは国の反対側へ引っ越したとします。すると2022年、2023年の平均的な幸福度を、その前の年と手軽に比べられます。そして、こんな問いに答えられるようになります。新しい環境は、自分をより幸せにしてくれただろうか? 紙切れ1枚だけで、この問いに「客観的に」答えるのは、とても難しいはずです。
持ち出せる自由
よくできたムードトラッカーには、データをかんたんに書き出せる機能があります。たとえば10年後、あなたが気分の落ち込みのサインに気づき、専門家に相談したくなったとしましょう。ずっとアプリを使ってきたおかげで、10年分の気分のスコアを書き出して、そのまま主治医に見せることができます。こうした具体的なデータは、医師が原因を探るうえで大きな助けになり、結果としてあなたの時間もお金も節約してくれます。紙とペンでも不可能ではありませんが、はるかに手間がかかるでしょう。
データを失わないために
せっかく積み重ねた記録を失うのは、避けたいですよね。バックアップ機能のあるアプリを使えば、その心配はぐっと小さくなります。信頼できる相手を選び、データのコピーは信頼できるサーバーだけに置くのがおすすめです。たとえばiOSならApple、AndroidならGoogleです。もちろん、念のためスマートフォンのデータを手元に保存しておくこともできます。紙に書いた気分のスコアとなると、バックアップはずっと難しくなります。
目指すのは、心地よくいること
忘れないでいたいのは、この全部を通して私たちが目指しているのは「気分よく過ごすこと」だということです。ですからアプリでも紙でも、使っていて心地よいなら、それを続けてください。幸福度の記録は習慣として続けてこそ、その恵み(時間とともに大きくなります)を受け取れます。
おまけ:ゲームにしてしまう
気分の記録が面倒に感じるなら、いっそゲームにしてしまいましょう。たとえば1年で200回の記録を目標にする。3週間続けて平均8/10を保てたら、自分に何かご褒美をあげる。心の健康にとっての効果の多くは、意識して考え、意識して選ぶことから生まれます。そこを目指していれば、幸せは自然とついてきます。
