心理学

認知行動療法(CBT)とは

2024年8月2日 公開

セラピーにはさまざまな形があり、CBTもそのひとつです。CBTとは「認知行動療法(Cognitive Behavioral Therapy)」のことで、多くの方に大きな良い変化をもたらすことが確かめられています。

認知行動療法の考え方

1960年代、アーロン・ベックが認知行動療法という考え方を生み出し、それ以来、数多くの研究が重ねられてきました。中心にあるのは、私たちの誰もが、自動的に浮かぶ考えや、ものの見え方のズレ、そして世界に対するどこか歪んだ感覚を持っている、という捉え方です。たとえば、何かあるとすぐ自分を責めてしまったり、いつも最悪の事態を想定してしまったりする、といったことです。

こうしたパターンは、自分の信じていることと深く絡み合っているぶん、なかなか気づけません。でも幸いなことに、私たちは自分の力でこれを整えていけます。CBTは、そのための手助けをしてくれます。

セッションはどんなふうに進むのか

治療の方法として、セラピストがCBTをすすめることがあります。ふつうは週に1回、1時間ほどのセッションです。セラピストはあなたと話しながら、ストレスや恐れ、恐怖症といった、いま抱えている問題を一緒に見つけていきます。

そのひとつひとつについて、あなた自身や周りの人にどんな影響が出ているのかを話し合います。CBTが目指すのは、あなたの心を強くして、現実の場面で考えや行動が現れたときに、自分で立て直せるようになることです。たとえば、人の多い場所への恐怖が、無意識の強い思い込みから来ていると分かれば、セラピストはその結びつきをほどくための対処法を一緒に考えてくれます。セッションの終わりには、たいてい小さな宿題が出て、学んだことを実際の生活で試してみることになります。

まとめ

認知行動療法のおかげで、私たちは誰でも自分の暮らしをより良くしていけます。その目的は、幸福感を削っている「無意識の思い違い」を明らかにすることです。ご自宅でCBTを試してみたい方は、下の記事を読んでみてください。

注:自分で行うCBTは、専門家によるセラピーの代わりにはなりません。ガイド付きの認知行動療法を受けてみたい方は、お近くの相談先を探してみてください。

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